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テレパシーで伝わるわけはありません

いつもコメントをたくさん下さって、本当にありがとうございます。
いただいたコメントは必ずあなたのブログにうかがって
お返事いたします

では今日も読んで楽しい、実行してうれしいネタで
飛ばしていきますよ~ん

今日は新年度ならではの記事をお届け♪

さて、あなたと価値観の違う人間たちが今年も入ってきたでしょうか。

4月だけではなくても、従業員さんがいる会社は、
常にたくさんの価値観が渦巻いている場所。

たくさんの生き方や生活や信条や思いや物語が、
ひとつのところに集まっているのですね。

経営者には、こんなさまざまな価値観を持つ人間達に、
同じ夢を見せるエネルギーが必要になってきます。

さて、ここで「モノサシ」が活躍します。

この「モノサシ」。
簡単に言うと、あなたの考え方の事です。

「へー。」

「へー。」て言いよう場合じゃないとって。

あなたの考え方は、あなたが思ってる以上に、
ずっとずっとずっとずっと社員に伝わってないのですよ。

たとえば、私はさまざまな企業にうかがいますが、

社員さんに、
「会社の使命はなんですか?」
「あなたの社長がもっとも大事にしてる考えはなんですか?」
ときいても、
「あ・・・・えーっと」と言うばかりで、
はっきりすっぱりと答えられる人はまずいません。

つまり、
あなたの考えは、思った以上に社員さんに伝わっていないのです。

なんで伝わっていないのか?

カンタンです。

言ってないから。

「言ってるって!」とおっしゃるでしょう。

それだけじゃ足りないんです。
毎日毎日伝えてください。

たとえば朝礼のとき。
短い、簡単なコトバで伝えてみてください。

それでも、1年くらいじゃ伝わりません。

書面にすることも必要です。
そして更には、
あなたはそれを社員の目の前で実践しなければなりません。

あなたが大事にしている使命や考え方を

1.短く簡単な言葉で毎日伝える。

2.書面にする。

3.社員の目の前で行動として実践する。

これを2年もやれば、少しずつ伝わってきます。
難しいことはいりません。
抽象的な言葉も要りません。

難しく抽象的な言葉だと、
社員さんに伝わる可能性は限りなくゼロです。

それよりも身近なことで、社長がコレだけは守ってほしい、
ということを提案し、言葉にし、書面にし、実行する。

たまには、行動基準に照らし合わせて、
みんなで評価しあうのもいいかも。
もちろん自己評価もね。

お互いの評価がずれた場合は、
話し合ってずれを修正する作業も楽しいものです。

このように、社長の考え方を書面にして、
簡単な言葉で伝えることは何よりも重要です。

生い立ちも性格も年も好きなものも、
生きてきた環境も違う社員達です。
その人たちを統率しながら商売をするのです。

はっきり言って、全員を同じ方向を
同じように向かせるのは不可能に近い。

それなら、コレだけは守ってほしい!ということを
徹底的に追求するのが近道です。

強い組織のためには、「だまって俺の背中を見とけ」では
通用しない時代が来ているのです。

【経営者の運を上げる福のカギ】その49
社員は一人一人違う人間。分からないなら分かろうとしなくてもよい。
「たった50秒でオレの経営運を上げる福のカギ」