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組織を作るのはヒト。ヒトを作るのは・・・

今朝のサッカー、ご覧になりましたか?
早朝だったので、ちょうど起きてしばらく後半の後半を
見ることができました

ナカータが私を見て笑ったような気がするけどな~
気のせいかな~

★昨日の記事では、お客様の名前を顔を覚えよう
というお話をしました。

社員一人一人が
オーナーとしての力をつけることが
強い組織の元になる!ということだったんですね。

★でね、そもそもオーナーとしての気持ちを強く持つためには
何が必要かってことなんですよ。

昨日はそれが名前であり、顔であった、と言うこと。

★社員に、自分で考え、動く力を付けさせるために、
名前や顔を覚える以外にも、もっともっと方法があります。

それはね、感受性をあげること

仕事に感受性が必要か?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

でもね、感受性の強さというのは、
そのまま仕事の工夫につながるもの。

そして、感受性を高めて何を感じてもらうかというと、

「仕事を通して得る喜び

これを感じてもらいたいんです。

★社長というのは、前に立って
社員の進む方向を示すだけではなくて、
横について、一緒に喜び、
嬉しがることも必要なんじゃないかと思うわけです。

たとえばね、

「私が君と同じ年だったころ、
これをこうしてお客さんに提案したら、
お客さんがこういってくれて、それがすごくうれしかったなぁ。」

って同じ目線で教えてあげる。

そうすると、社員は、

「なるほど、そういう気持ちが仕事を通しての喜びの気持ちなのか。」

と学習することができます。

不思議なんだけど、人っていうのは、
教えないと感情を学習できないのですよ。

親が赤ちゃんに教えるのとおんなじですね。

「お花がきれいね。」

と周りの大人が言うことで、

「ああ、お花はきれいなんだ。」

と学習することができます。
そうやって、感情や情緒は作られていきます。

★会社の伝統やブランド、文化というのは
こうやって人から人に伝えられて作っていくものです。

何度も何度も伝え、教え、そばにつき、
からへと伝えられていくんですね。

★だから、社長は社員に、
たくさんたくさん話をしてほしいのです。

こういうことをしたらこう言われた、すごく良かった、嬉しかった。

なんどもなんども話をします。
そして次のステップ。

★社員がうれしい気持ちを得たときの報告を聞きます。

朝礼や報告会のなかで、毎日聞くの。

なかなか喜びが伝わらなくても、
社員の口から出てこなくても、
それでも続けます。

★しばらくすると、ぽつぽつ喜びの報告が出てきます

仕事の喜びの意味を社員が理解してきたってことなんですね。

こうなってくるともうあとは自然に、
幹部からパートのスタッフまで
同じ方向を見るようになってきます。

★仕事の喜びを感じた人は、あとから着いてきた人に同じ喜びを伝え、
そして、また喜び、そして伝え・・・

いつの間にか末端の社員が、新入社員に
仕事の喜びを伝えられるようになってきます。

喜びはなによりも人を動かし、頭を働かせ、
工夫を生み出します。

意欲は喜びから始まると私は強く思うわけです

さ~あ、今日も元気に行くぞぅ

【経営者の運を上げる福のカギ】その86
やる気が出れば、いやでも儲かる組織が出来上がる。