さて、なんと先日大いに気づくことがありました。
と言うのも、実は私のブログ、過去記事読めなかったですね
過去の記事を読もうとされている方に
本当にご迷惑をおかけしてしまいました。
まったく勉強不足だったところ、
年収一億円になりました(仮）！！の遊人さんに教えていただき、
今では立派にカテゴリ分けと月別にアーカイブされております→
大変助かりました。
本当にありがとうございました
さてさて、いつもコメントをたくさん下さって本当にありがとうございます。
読んでくださったあなた
コメント欄にひとこと残していただけると励みになりますので、
なんでも声をかけてくださいませ。
そして、必ずあなたのところにうかがいます
さて、今日はあなたのところの新入社員についてのお話です。
4月というと、もう朝から晩まで、
キャピキャピした新入社員の姿をそこかしこで見かけます。
一番驚いたのは、
昨日見た、自店舗の前でタバコを吸うファストフードショップの社員！
あああああありえない・・・
まあ実際、それを見つけて目を丸くしたのは
私以上にその社員の上司だったわけですが
慌てふためくその上司と新入社員の一部始終を
しっかりチェックさせていただきました。
とまあこんな風に、多かれ少なかれ
新入社員の常識と、会社や一般社会との常識を
すり合わせていく作業が必要になってくるわけです。
たとえばこの社員の場合、
「タバコを吸いたい」
「禁煙だけど、外に出れば大丈夫だろう」
「休み時間だから自由だ」
なんていう意識があったのでしょう。
彼女なりに考えたのかもしれません。
見つけた上司は、真っ青になって
あわてて引っ張り込んでいましたが、
その彼女は「はぁ～？なんでですかー？」
という様子でした。
この意識を、変えていかなくちゃならない。
それは、彼女の今まですんでいた世界観を変えるという、
すさまじくエネルギーの要る作業です。
エネルギーが要るからこそ、
あなたや、直属の上司がどんなに言っても
彼女を変えるのは無理かもしれません。
だって、意識改革ですもの。
人を変えるなんて、まずムリ。
だから、彼女自身が、変わろうとする改革を
自ら起こさなきゃならない。
じゃあ、どうやって彼女に自己改革のきっかけを与えるか。
ところで、それはさておき、ちょっと考えてみましょう。
私達は、どのようなときにもっとも能力を
発揮しようとしているでしょうか？
私が考えるに、大事な人や喜んでくれる人のために
一生懸命考えたり、行動しているときに
とても能力を発揮しているのではないかと思います。
たとえば、家族のため、恋人のため、
お客様のため、尊敬する人のため。
誰かのために一生懸命何かをしているときに
「もっともっと喜んでもらえるように」
「もっとよいものを」
と考えながら、作業を重ねていきます。
苦心に苦心を重ね、よりよいものを作ろうとします。
恋人のためのチョコ、
両親のための旅行先選び、
妻のための誕生日プレゼント、
同窓会の幹事としてのプラン立て、
そして
お客様のためのケア。
苦心して苦心して、その結果が報われ、
「ありがとう」「ほんとうにうれしい」「よくがんばったね」
と言われることが何よりもうれしいものです。
利益を上げるのはもちろんですが、
それ以上に、相手からのうれしい言葉を聞きたくて、
私達はそして社員は、がんばると言っても過言ではありません。
さて、ココまでお話してきましたが、
さっきのタバコの彼女の事に話を戻したいと思います。
彼女に自己改革を起こさせるきっかけになるのは何か。
私が考えるに、彼女が変わるきっかけになるのは、
何よりも、
お店にきてくれるお客様や子ども達から「ありがとう」
と言われることなのではないでしょうか。
自分が努力したことがほめられること、
そして認めてもらえることは何にも
かえがたい宝です。
そして、その宝のために私達は渾身の力を込めて
がんばるのです。
彼女には、たったひとこと、
お客様からの「ありがとう」そして、
上司や同僚からの「すごいね、よくがんばったね」が
必要なのだと思います。
その言葉が、
彼女の意識を「やらされている仕事」から、
そのヨロコビのための「自ら動く」に変えていく。
サービスを提供する相手からの、たったひとことが
プロへの最短距離であり、
彼女自身のプライドそのものになっていくのでしょう。
そして、その宝が彼女を会社の顔に育てていくのでしょう。
彼女に幸あれ。
【経営者の運を上げる福のカギ】その６３
アマチュアは自分のために動き、プロはお客様のために動く。