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じゃあそもそも「占い」ができるようになるためにはさあ、

じゃあそもそもどうやって占いすんのさ?

って話よ。

自分でタロットカード買って、
ワクワクしながらテキストも読んで、

よおーし占っちゃうぞおおおお

占った

え?だからなに?

みたいな人ってすごく多いと思うのですよ。
カード展開して、キーワード読んでみて、
ほうほう、当たってる!すごーい!

で、なんだっけ
みたいなさ。

なんでこんな風になっちゃうかというと
タロットカードというのは今まで書いてきたように
この世の状態とかあなたはこうですよ、ってのを
ただ解説してくれるツールなのですよ

てことは、そのカードの中身がわかってないと
そもそも何を表現しているのかわからないわけ。

そいでテキストに書かれている単語=キーワード
を読んでみるんだけど、
そのキーワードと言ったら

信頼
とか
破滅
とか
達成
とか

まあそうなんだろうよ、というような書かれ方しかしていない。

そもそも市販のテキストに書かれているキーワードというのは、
その本の著者(=大体占い師さん)が持っている
タロットカード一枚一枚の世界観から
導きだしたほんの数語の言葉にすぎないわけ。

本によって全然違うこと書かれてるよねえ?
ってのは、

占い師さんがその世界観を説明するのに
どの単語を選んだか、の
違いでもあるわけだ。

テキストに掲載されているキーワードの違いは
ただの日本語の違いでしかないことの方が多い。

なので、テキストによってキーワードが違うやん!
と思う前に
やってみてほしいのは、

キーワードではなく、
そのカードが表現する世界はどんなものか?

を読んでみること。

占い師さんというのは大体において
研究者気質だし、
とても勉強熱心なので、
少なからずタロットカードに対して
自分の世界観を持っている。

とくにタロットカードを使う占い師には
視覚優位の人は多くて、
その世界がとても色鮮やかに
あたまの中にあって、
それが解説のところには書かれているのだ

キーワードがテキストによって違う~
と思っていても、
各占い師さんの世界観は同じだったりもする。

あなたがもし市販のテキストを持っているなら、
キーワードではなく
その前の解説のところば読んでんしゃい。

そのカードはどんな世界観を持っていて
どんな情景で、どんな人たちが
なんてしゃべってんのかな、

ってとこがちゃんと書いてあるからさ。

あ、なるほどこんな情景なのか、
ってまず知ることから
タロットカードのキーワードは出てくるわけ。

この人は男なのか女なのか、
大人か子供か、
夜か昼か
一人か二人か。

テキスト読んでたら似てるカードだなあって思うものもあるよね。

「達成」というキーワードが書いてあるカードも
何枚もある。

でも、その達成が
一体どんな達成なのか、
ぜーんぶ違った意味があるのです。

方法が違ったり、やり方が違ったり、
その人物がどんな形の努力をしたかも
ぜーんぶ違う。

どんな違うの?

その答えは、あなたがすでに持ってるテキストの
キーワードではない解説のところにちゃんと書いてあるはず。

まず絵を見て。
そしてテキストの解説を読んで。

そこからタロット占いは始まります。
さあ、明日からは、
このカードのキーワードを
どう現実化していくかを
書いていこうと思います。