占い師をしてると人と人とのつながりの結び方っていうのはいろんな色があるように見える。
わたしはその小さな結び目がたくさんあることが大好きで、
そこに幸せを感じるのはなんでかなって考えてみた。
わたしに見える糸とその結び目にはひとつずつ色がついているっぽい。
たとえば恋をしたなら好きの赤い結び目が最初はひとつ。
なにかをともに共感したなら、黄緑がひとつ増えて、
音楽が好きなら黄色がまたひとつ、絵が好きなら青がまたひとつ、
顔が好きなら紫がひとつ、遊びの計画を立てたらピンクがひとつ、
仕事の話をしたら紺色が、未来の話をしたなら金色が。
そうやって一人の人との間でたくさん結ばれた結び目は、
色鮮やかで緻密で混沌とした組み紐になって、とてもきれいで、
ひとつふたつ結び目が切れたってぜんぜん平気で、
ほがらかで強靭なものに育っていくと思うんだ。
たくさんの結び目を作ってるときとても楽しいのは、
使われてる糸の色の違いが鮮やかで刺激的に見えて、
着物と帯を選んでるときみたいだからじゃないかな。