★毎日毎日良く雨ふるなぁ。
今日もまたすさまじい湿度の中、外に出ると
髪の毛がボハボハですわ
★さてさて、組織のトップに
リーダーシップが必要だというのは当たり前の話。
で、このリーダーシップ、ようは何かというと
「責任を取ろうと考えること」
だと思うわけです。
つまり、社員のミス、会社全体のミス、
いろんなクレームなりの問題が起こったときに、
「社長に責任がある」
ということを社長自身が考えて、
しかも解決に向けて動こうと考えられるかどうか。
そこでちょっと考えてみる。
ということは逆に、社長じゃなくても、
「この問題の責任は自分にあって、解決しようと動く人」がいれば、
その問題においては、そう考えた人が
リーダーになりえると思うのですよ。
★たとえば家庭内の事を考えると、
一見お父さんがリーダーのように見えますが、
いつもそうとは限らない。
「アタシが植木鉢を割って黙っていたから
お父さんとお母さんがケンカした。
どうにかしなきゃ。どうすれば解決できるだろう」
と考える小さい次女がリーダーの場合だってあるわけです。
★これは会社内でも同じことが言えると思います。
課長がリーダーの場合もあるし、
一営業マンの場合もある。
バイト君がリーダーの場合だってあるかもしれません。
なにか社内に問題が起きているとき、
それが自分の責任であり、どうにか解決しよう
と考えることは、それがそのまま成長につながるもの。
★ところが、大きい会社になればなるほど、
自分の責任が小さくなるような気になってきます。
そして、
「いや、そんなトップの事アタシには全然関係ないし。」
という人が増えてくる。
それは、企業にとってすごく恐ろしいことです。
「私には、僕には関係ない。」
「○○さんのせいでこうなった。」と思ったとたんに
その人の成長はなくなり、
みんながそう思う事で企業の成長はそこで停止です。
★「この問題は自分のせいだ」と思うことは、
誰にも感謝されないかもしれないし、
「別に君のせいじゃないよ」といわれるかもしれません。
実際に、社員一人が努力しても
スグに解決できるトラブルではないかもしれません。
でも、その思いは、
リーダーとしての力、
物事の原因と結果を探る力、
今まで体験したことのないヨロコビを得る事になり、
解決への大きな原動力となると思うのです。
★ですから、企業の中で
全員がリーダーシップを持てるようになると
最高の組織が育ってくるというわけなのですね。
全員が「コレは私のせいです」と思えること。
そして、「だからどう動けばいいのか?」を
いつでも考えること。
後はもう安心。
行動の方向を社長が決めてあげれば、
順風満帆に組織は進んでいくものです
【経営者の運を上げる福のカギ】その109
社長はリーダーを見つけるのも一つの仕事。