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いい一日だった

本当にもう久しぶりに、この土日なにもせず休みました。
金曜は、土曜は掃除して洗濯して買いもの行って作り置きして、とかいろいろ考えていたんだけど、いざ土曜になると何にもできず、まったく体が動かずはいつくばって一日を過ごしました。
毎日一生懸命いろんなことをやっても、やればやるほど周りの不満も要求も高まるもので、こんなことは言わないようにしているけれど、それでも言う、もうくったくたです。
だったんだけど、やっぱり私を助けてくれるのは、お客様や生徒さんや、頼れる先生方とか、友達や家族とかで、くたくたになればなるほど、不思議とメールがあったり電話があったりして、同じだけ安心を充填してくれます。
本当に、私はひとりではなにもできないなあと思います。
だから私はたくさんものを考えなくちゃ。
周りの人が、「それはおもしろい!」って思ってくれて、「やろうよ!」と言ってくれるようなことをたくさん考えなくちゃ。
おもしろいことを考えて、それが私よりずっと上手な誰かの技術や言葉で形になって、最初に考えたのよりもずっとおもしろく、カッコよくなって、これすごいね!とビックリできるようなお楽しみの宿題をいつも作っていかなくちゃ。
昨日寝て、今日もすごくゆっくりして、ピザを作ったり、ソースを作ったり、お客様が興味深い質問をしてくれたり、先生たちがうれしいことを教えてくれたり、ジャックがくれたスイカを丸ごと食べたりしたら、たくさんおもしろいことが考えられるような気がしてきた。
まだまだたぶんやることがあると思うんだ。

という風にダラダラと一日を過ごしていたら、夕方、ひとつ娘(19歳)の目を盛ってみようと思いついた。
一重でまぶたの肉が厚いので、メザイク二本使って二重にして、ビューラーを使いアイラインも引いて、眉毛も思いきり切ったり剃ったりしていまどきの目にしてみた。
前髪も全部後ろにまとめて、ファンデーションも塗ってチークを塗ってできあがったら、申し訳ないけど腹を抱えて笑ってしまった。
丸顔で童顔の娘がそんなメイクをすると、山奥から修行に出てきて、初めて自分で化粧をしてお師匠さんのところに挨拶に行く女の子のようだったからだ。
髪はぼさぼさ、アイラインはよれていろんなところにくっついて、ほっぺたは真っ赤、ギラギラしたシャドウや無茶な角度の眉毛を見たら、自分でしたにもかかわらずもうおかしくておかしくて、こんなに笑ったのはもう何年ぶりだろうって言うくらいおかしくて、
そんなに笑っていたら、なにがこんなに悲しかったんだろうとか苦しかったんだろうとか、まったくどこかに行っちゃって、体の中が何にもなくなったような気がした。
正直今思い出しても吹き出すくらいすんごいへんな顔で、今日は本当にいい日だと思った。