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年をとるということ

いきなりだけど、
年をとるということは、ことに女性にとって
もしかすると大変なことなのでしょう。

美しさが衰えるような気がして、
活き活きしていたころの自分がなくなるような気がして、
そしてパートナーと愛を交わしていたことを
忘れるような気がして、

若いままでいようと
あがくのかもしれません。

でも、私は思うのです。

私たちの年齢のなかで、
ムダな時間というのは、
いっぷん、いちびょうたりとも
ない、と。

苦しかった時間も、
辛かった時間も、
悲しかった時間も、

ぜったいにぜったいに

全部大切な時間だった思うのです。
それがあってようやく
いまのあなたが、そしてわたしができるのですから。

人は一人で生きることはできません。

親から生まれ、
人に育てられ、
誰かと話し、
喜び、ケンカし、
大切にし、大切にされ、

そうやって誰かと培った時間に
ムダなものがあるはずなんてありません。

若いままでありたい、
昔のままでいたい、

その気持ちは痛いほどわかります。

だけど、
今まで生きてきた長い時間を
ないものとしてしまうのは、

あなたと一緒に人生を培ってきた
大切な大切な人たちとの時間まで
否定することになってしまいませんか?

そしてそれは、
その大切な人の存在までも
否定することになってしまいませんか?

それはとても悲しいことです。

あなたの時間も、
そして私の時間も、

とっても大切なもの。

あなたの大切な人生に関われたことは
わたしにとって心からの幸せですし、

あなたの時間に
わたしも参加できるのは
心から嬉しいことです。

あなたの年齢は、
きっときっと
大切なものや美しいもの、
幸せや希望で満たされているとおもうのです。

きっときっと、そうだとおもうのです。