成功体験って、
いくつになっても大切だなと思います。
それこそが、何かのスタートになる
ただ一つのきっかけかも。
娘が先週から、市の水泳教室に行っています。
すごいこわがりで、
なおかつやったことがないことは絶対しない、
食べたことがないものは絶対食べない、
という最初の一歩が大変な娘で、
水に顔をつけるという行為自体がものすごいハードル。
なのだけど、
先週たった1回行っただけで、
顔に水をつけて、目を開けられるまでになりました。
★わたしは小学校に教育実習に行ったことがあって、
そのときはちょうど体育で跳び箱の授業があっていました。
跳び箱を飛ぶという作業は、
ノーミソのいろんなところをたくさん使うので、
子供たちにとってはとても難しいことです。
最初はまったくとべないのですが、
放課後の個人レッスンを10分もすると、
瞬く間に跳べるようになっていきます。
★プールにしても、跳び箱にしても、
体の機能が伴っているならば、
できない理由はただ一つ。
「できない」というココロの中のストッパーです。
わたしが占い師を志した最初のきっかけは、
その体育の先生を見たときでした。
ココロのストッパーをはずすことのできる力というのは、
なんて強くて、安心できるものなんだろうと、
わたしもそれがほしいと心から思いました。
★娘が顔をつけられるようになった理由、
そして、児童が跳び箱を飛べるようになった理由、
どちらも理由は同じです。
徹底したほめ言葉と、ねぎらいの言葉。
「すごいね」「えらいね」「うん、できる!」
「ここまでできた!」「おめでとう!」
一つ一つの行為が、どんなに良くがんばって、
結果を伴ったものであるか、
ものすごい小さなところを見つけてもらうことが
なにより次へのステップへのエネルギー。
そうやってほんの小さな成功体験をつめば、
「次はこうやって見てごらん」
というほんの小さなステップにチャレンジする勇気が
出てきます。
チャレンジが成功した時に芽生える、
自分の中の自信は、
すべての問題解決への力。
どうしても自分の選択に自信がない、って言う時。
おいしいレストランに行って、
自分でメニューを決めてみて。
でてきたものがとってもおいしかったとき、
あなたの選択は間違っていないという、
小さな自信をつかみとることができます。
それは、きっと大きなあなたのエネルギーになって、
安心と勇気を生み出してくれる。
とても、うれしい、そしてあたたかい力だと思います。