そもそも私は何をやっているのか?
★さて、先日ブログで
私はコピーやチラシを考えることがあります、
というお話をチラッとしたところ、
え、そういうこともやるんですか?
というコメントをいくつかいただいたので、
今日はそもそも私が何をやってるのか、
というお話をして見たいと思います。
営業だな
★私は経営者の方からの相談をお受けする占い師です。
私にご依頼くださる人は、ほとんどが経営者ご本人か、
経営者の配偶者の方。
頭の中には壮大な人生の計画がすでにおありになる。
でもホラ、実際に動くときになったら、
経営計画書とか事業計画書には書いてないことが
どんどん起こってきて、
スマートに行くつもりだったのが、
ドロくさ~くなってしまうじゃないの。
★大きな目的があって、そこは遠くからも見えてる。
そして、経営計画書や自分自身の計画って言うのは、
いわゆる航空写真なんじゃないのかな、って
大きな目で見て、ココをこう通って、
こう進めばココにいつたどり着く、っていうのがわかるから
その通りに計画を立てる。
でも道を作るときには、
人間が実際地面に立って、一歩一歩道を作っていくでしょ。
遠い目的に到達するためには、
池もある、ジャングルもある、村もある。
本当に着くんかな~?っておもいながら、
今立ってる所から、ツルハシ一つで道を作り始めるわけです。
★航空写真でみたとおりに進むわけはありません。
たとえば一週間に一度、航空写真で確認してみると、
ものすごくずれてたりする。
そこで修正。
道を作るときは、ツルハシじゃなくて、
今回はスコップのほうがいいのかもしれない。
昼進むより、誰もいない夜がいいのかもしれない。
ムリして、池に橋をかけるよりも、
回り道をしたほうがいいのかもしれない。
村を通るときには、長老がココを通りなさいといって
土地を提供してくれるかもしれない。
★でもわかんないんですよね。ツルハシかスコップか。
経営者はスコップなのかツルハシなのか、
決断することを求められていて、
「もうわからん」と決して言えない。
言ってはいけない。
言ってはいけない、と社員が思っている。
言ってはいけない、と社員が思っていると思っている。
という風に、
自分の中でだんだん難しい日本語を生み出しながら、
そして、頭の中で自分だけの社長観を生み出しながら、
よく言われるような「組織を強くする社長」と、
自分の「人間としての感情」の矛盾にさいなまれながら
どんどん自分を孤独にしていくわけです。
★そこで私の出番。外部コーチ
この道は、目には見えないけれど、
木の根っこが道の下にたくさんありますよ。
最初にツルハシを使ったあと、別の方法がありそうですよ。
とか、
後ろから着いてきている人がいるから、
もう少し広く作りましょうか。
とか、
疲れたら、ここまでやって、
それから休みましょう。道が踏み固められますよ、
と、伝えていくわけです。
★その過程として、使いやすいツルハシの種類とか、
スコップのカタチとか、歩きやすいスニーカーの種類とか、
知りたくなってくる。
それが、キャッチコピーであり、チラシであり、
いわゆるマーケティングの具体的方法にということなんですね。
【経営者の運を上げる福のカギ】その103
1人のアタマは1人のアタマ。2人のアタマは2人以上のアイデアが出る。